年中旅行、時々プチ移住

私の渡り鳥生活

ペナン島に住み、日々が経つにつれ、旅行気分は薄れ、異国での生活が日常になっていきます。
ペナン島での生活の時々に、昔の思い出が甦ります。今は、ペナン島を離れて「年中旅行、時々プチ移住」という
渡り鳥生活、プチ移住についての情報を発信しています。 キャリーケース1個、ナップザック1個の旅装です。

年金生活者が日本脱出!

国保・介護保険の負担が大きく、日本の生活費の
高さもあり、横浜からペナンに引っ越ししました。

65歳の誕生日をすぎた、ある日のこと、介護保険の
請求書、毎月1万3千円というものがきました。
ガーン!という衝撃です。(2018年1月末)
それまで支払っている国民健康保険が毎月27,900円、
加えて、毎月1万3千円で、保険料が毎月40,900円? 
これでは生活できません・・・ね。
(追記)
これが、わかっていたら、遅くとも、12月末に脱国しておく

べきでした。住民税回避のため。
これで私は、かねてから考えていた日本脱出を
決意しました。
学生のころから、ヨーロッパを放浪しており、
社会人になっても、15年ほど海外駐在経験が
ありますので、海外生活には不安はありません。
そうと決めたら、即行動あるのみ、
2月中旬には、最寄りの区役所に出頭、非居住者
手続き:戸籍を抜き、国民健康保険・介護保険の
資格停止などを済ませ、航空券やホテルの手配を
して、出国しました。
居住していたマンションはそのまま、管理会社
には解約通知書を送り、家賃は5月7日まで支払い、
それまでにアジアのどこかで住まいを見つけると
いう、悲壮な(?)決意でした。
今回ペナンに住居を決めるまで、当たりをつけて
いたアジア諸国を最終下見で訪問しましたが、
結局、住むならペナンが1番!という結論です。

過去、東南アジア(フィリピン、タイ、インドネシア、
ベトナム、韓国、台湾、マカオ、シンガポール、
マレーシアなど)には100回以上旅行しています。
ペナンは温暖な気候(というか、外は暑い)、
生活費の安さ、他国と比べて安全さが抜群、
生活の中でいろいろな発見ができ、刺激があります、
また、ビザなしで90日滞在できます。
ペナンのコンドミニウムは3月に契約、それから、
日本に一時帰国して、日本年金機構、企業年金連合
会、フランス年金局に住所変更届などの手続き、
銀行の手続き、別居中の家族に報告を済ませて、
5月7日に横浜のマンションを引き払いました。
成田空港近くのホテルで2泊、最後の事務処理。
その間、3週間ほど、派遣の仕事(3年ほど前
から不定期で旅行会社のインバウンドの内勤の
仕事をしていました)で、お小遣い稼ぎをしたり、
断捨離で家財処分追記メルカリでもお小遣い稼ぎ?
九州に帰って、今回の移住を支援していただいた
兄にお礼とか、別居中の家族にお別れとか、結構、
忙しく日々を過ごしました。
私の場合、年金受給は日本の銀行口座振込みの
まま残し、その国内銀行口座は、クレカの
引落し口座、送金元口座として使用しています。
妻への毎月の仕送り(出国前に自動送金手続き)、
ペナンの大家さんへの毎月の送金
(リンギットが安い時を見計らって随時送金)、
最後の住民税(前年度収入に対する)支払いなど。
まだ、ペナンに移住したて(2018年5月9日~)
なので、ペナンから日本年金機構、フランス
年金局にそれぞれ、移住後に毎年報告の必要な
書類は、以下のお役所で入手予定:
在留証明:在ペナン日本国総領事館で取得
→日本年金機構
在留届は、在留届電子届出システム(ORRネット)
で申告、【在留届受付完了のお知らせ】を
2018年5月14日受信。
存命証明:在ペナンフランス領事館で取得→
フランス年金局
日本では、年2回、広尾のフランス領事館で頂いて
いたのでペナンでも可能だと想定しています。
(追記)
ペナンにはフランス領事館はありませんでした。

代わりに、素敵なフランス名誉総領事がいらっしゃいました。